愛を知った日
「ケーキ取りに行こう。」
人気店だけあって中も混んでいる。あまり吟味している時間はないのでとりあえず目についたものを全部取って行く。どのケーキも本当に美味しそうで値段が気になってしまう。サンドウィッチも何個か取って席に戻る。明美ちゃんは全種類取っているようだ。
「美味しそう〜頂きます。」
「う〜ん。美味しい。さすが人気店だけあるわ。」
「うん。私はこのオレンジケーキが気に入った。」
「私はこのタルトかな。」
数種類食べていると選んだお茶が届いた。
「失礼いたします。こちらご注文頂いたお茶でございます。ごゆっくりお楽しみください。」
「ありがとうございます。」
店員さんが去った後、明美ちゃんが小声で言った。
「さっきの店員さん、カッコよかったね。連絡先聞いてみようかな。」
「やめなよ。みんな忙しそうだし。」
「え〜…」
「ほら。このお茶、良い匂いだよ。」
「本当だ。」
明美ちゃんが匂いを嗅いだ後、いたずらっぽい笑みを浮かべて
「で?どこまで進んだの?」
と聞いてきた。
「えっ…どこまでって?」
「鳳蝶と。」
「あなた達もう付き合って数ヶ月経つでしょ。キスはした?」
「明美ちゃん!もう〜…」
恥ずかしくて顔を覆った。
人気店だけあって中も混んでいる。あまり吟味している時間はないのでとりあえず目についたものを全部取って行く。どのケーキも本当に美味しそうで値段が気になってしまう。サンドウィッチも何個か取って席に戻る。明美ちゃんは全種類取っているようだ。
「美味しそう〜頂きます。」
「う〜ん。美味しい。さすが人気店だけあるわ。」
「うん。私はこのオレンジケーキが気に入った。」
「私はこのタルトかな。」
数種類食べていると選んだお茶が届いた。
「失礼いたします。こちらご注文頂いたお茶でございます。ごゆっくりお楽しみください。」
「ありがとうございます。」
店員さんが去った後、明美ちゃんが小声で言った。
「さっきの店員さん、カッコよかったね。連絡先聞いてみようかな。」
「やめなよ。みんな忙しそうだし。」
「え〜…」
「ほら。このお茶、良い匂いだよ。」
「本当だ。」
明美ちゃんが匂いを嗅いだ後、いたずらっぽい笑みを浮かべて
「で?どこまで進んだの?」
と聞いてきた。
「えっ…どこまでって?」
「鳳蝶と。」
「あなた達もう付き合って数ヶ月経つでしょ。キスはした?」
「明美ちゃん!もう〜…」
恥ずかしくて顔を覆った。