初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「どうしてだろうな? わからない。愛に理由などないだろう? 好きになった。ただそれだけだ。気づけば好きになっていた。この手を伸ばして君を手に入れたい。そしてずっと離したくない。そういう感情を持つことに理由はない。俺は機微な感情を理解できる人間ではない。おそらく魔力をもっているせいで人との交渉をしなくても生きていけるからだろう。キルギアの良さでもあり悪さでもある。そんな中に人の感情の機微を理解できる女性が現れた。そして見た目は俺の好みだ。そんな女性を好きにならないわけがない」
「デュランダル陛下…」
じっとまっすぐシェリアを見ている。
そこに嘘はない。
もともと嘘などない人だ。
本当にわたしを好きなのね。
「わかりました。陛下を信用します」
「では!」
「少しずつですが、陛下に寄り添ってみたいと……思います」
「本当なんだな。ああ。シェリア」
「はい」
にっこり笑うと、デュランダルの目に涙が光った。
え?
さすがに涙を見たのははじめてだ。
「うれしいよ。シェリア」
そこまで思ってもらっているなんて……
この人を信用できないわけがなかったのだ。
少し心が穏やかになった気がした。
「デュランダル陛下…」
じっとまっすぐシェリアを見ている。
そこに嘘はない。
もともと嘘などない人だ。
本当にわたしを好きなのね。
「わかりました。陛下を信用します」
「では!」
「少しずつですが、陛下に寄り添ってみたいと……思います」
「本当なんだな。ああ。シェリア」
「はい」
にっこり笑うと、デュランダルの目に涙が光った。
え?
さすがに涙を見たのははじめてだ。
「うれしいよ。シェリア」
そこまで思ってもらっているなんて……
この人を信用できないわけがなかったのだ。
少し心が穏やかになった気がした。