初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「お母様がわたしを捨てたことは知っていたの。けれど、本当はうそなんじゃないかってずっと思ってた。ただ、あのときの男がお母様を連れ去っただけでお母様はここにいたかったんじゃないかって。でもそんなお母様じゃなかったってわかった。それがわかったからもういいの」
地下牢からでると、シェリアはロレッタを抱きしめた。
そしたらロレッタは声をあげて泣き出した。
「ディア……ンは……どこ……にも……いかな……いわよね」
嗚咽で声が出ない。
「はい。行きませんよ。ロレッタ殿下の教育係ですもの」
「う。う……ん。もっと……がんばるから……ぜったい……みすて……ないで」
「がんばってもがんばらなくてもわたしはここにいますよ。ロレッタ殿下」
背をさすりながらシェリアはその日、ずっとロレッタと一緒にいた。
地下牢からでると、シェリアはロレッタを抱きしめた。
そしたらロレッタは声をあげて泣き出した。
「ディア……ンは……どこ……にも……いかな……いわよね」
嗚咽で声が出ない。
「はい。行きませんよ。ロレッタ殿下の教育係ですもの」
「う。う……ん。もっと……がんばるから……ぜったい……みすて……ないで」
「がんばってもがんばらなくてもわたしはここにいますよ。ロレッタ殿下」
背をさすりながらシェリアはその日、ずっとロレッタと一緒にいた。