必ず光は私を救う

プロローグ

私は森のお姫様だった。
私の夢みたお姫様はこんな残酷な存在であったのだろうか。
美しいものに囲まれ、幸せに満ち溢れた生活がきっと私の思い描くお姫様の姿だったであろう。
クラスのみんなは私をお姫様と呼んだ。
ただ学校で待つその私の存在は私の思うお姫様では無かった。毎日が辛く苦しい日々だった。
ある日糸がプツンと切れた音がした。
急いで携帯電話を取り出し親戚の電話番号を打ち込み電話をかけた。今まであったことを全て話した。電話が終わってすぐ私は荷物をまとめ、この狭い王国を飛び出しひとりで電車に乗りこんだ。
これが全ての終わりであり全てのはじまりなのである。
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