歴代最強のオヒメサマ
「そうだね。お前、最低だよ。憧れのカワセミばかり見ていて肝心の本人が見えていないなんて」
「っ、」

「でも。今回でもうわかったよね?」
「……はい」



ならいいよ。と微笑んだ理人は次にこちらを振り向く。


やっと手を離した翔真がまだ後ろにしゃがみこんでいて、まるでふたりに怒られているような気分になる。


「翡翠。お前は少し自分が女だとわかった方がいい。こんな極上の女が捕まったらどうなるか……」


目を眇めた理人がわたしの前にしゃがみこんだかと思うと、くいっと顎を掴む。


「……まあ、それは翔真が教えるとして」
「はっ!?」


突然名前の挙がった翔真が大げさに驚く声が聞こえる。

こんな近くで大声出すなんて耳がキーンとなりそう。

翔真を睨むわたしを笑った理人は、ぐっと眉を顰めて話し始める。
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