美人の香坂さん、酒は強いが恋愛は最弱
敏樹の家に着くと、玄関で靴を脱ぐのも待ちきれないかのように強く抱きしめられた。
キスをしながら鍵を閉め、抱きしめあいながら、靴を脱ぎ、鞄を投げ捨てた。
シャツのボタンを外しながらベッドへ行く。

「優子が触られた手」
と言いながら敏樹は手に何度もキスを落とした。

シャツを脱がされた肩を舌で舐め
「優子が触れられた肩」
と何度も軽く食まれた。

「ああっ。八木く・・・んッ」
「また」
「あんっ」
「八木君じゃないでしょ?」
「はあ…」
「ね。呼んで、名前・・・」
「ん‥‥‥俊樹・・・好き・・・」
「うっわ、煽り過ぎ」
そう言った俊樹に身体中を食べられた。
そして軋むベッドの上で、何度も体を震わせた。



< 83 / 85 >

この作品をシェア

pagetop