美人の香坂さん、酒は強いが恋愛は最弱
抱きしめながら器用に横を向いた俊樹は、私をその腕の中に包み込んだまま、視線を合わせた。


「ね、優子」
「ん?」

「どうしよう」
「ん?」

「めちゃくちゃ好き」
「うふふふ、うん」

「俺、今めちゃくちゃ幸せだ」
「うん。私も幸せ」

「愛してる」
「え?」

「俺、優子のこと愛してる。
俺の人生で初めて愛してるって言った」
「初めてなの?」

「うん。覚えてて」
「うん。
・・・ね、もう一回言って」

「愛してる。
何度でも言うよ。
・・・泣くなよ・・・・」
「だって・・・・」

「ふふふふふ。 
そんな優子も愛おしいんだ」
「私も」

「うん」
「私も、愛してる・・・
うう、恥ずかしいよぉ」

「恥ずかしがらないで言ってほしいな」
「う、うん。
・・・うう・・・ちゃんと聞いてる?」
「聞いてる」



「愛してるわ、俊樹」



敏樹は私をぎゅうっと抱きしめた。


「愛してるよ、優子」


再びキスをして・・・。





そして、私達は永遠の愛を誓った。










  /// 完 ///

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