本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
仁志は一瞬言葉を失ったように立ち尽くし、眼鏡の奥で目を細める。そして小さく咳払いをして口を開いた。
「そうとは知らず、お祝いもせずに申し訳ない」
「いえ、お気持ちだけで十分です。とにかく中へどうぞ」
青葉に誘われ、リビングに通されたふたりがソファに並んで腰を下ろす中、莉乃はキッチンで来客用のカップにコーヒーを淹れていた。
片づけたばかりのリビングには微妙な緊張感が漂っている。莉乃はカップを手にリビングに戻り、彼らの前にそっと置いた。
青葉が口を開く。
「望はまだ寝てるんです。土曜日の朝はゆっくりなので……。今日はどうされたんですか?」
仁志が姿勢を正し、咳払いをする。
「青葉さん、急な訪問で悪いね。じつは望のことで大事な話があって」
里美が穏やかに続ける。
「望も二歳半になったわね。私たち、考えたの。望を……私たちのところに引き取りたいって」
「そうとは知らず、お祝いもせずに申し訳ない」
「いえ、お気持ちだけで十分です。とにかく中へどうぞ」
青葉に誘われ、リビングに通されたふたりがソファに並んで腰を下ろす中、莉乃はキッチンで来客用のカップにコーヒーを淹れていた。
片づけたばかりのリビングには微妙な緊張感が漂っている。莉乃はカップを手にリビングに戻り、彼らの前にそっと置いた。
青葉が口を開く。
「望はまだ寝てるんです。土曜日の朝はゆっくりなので……。今日はどうされたんですか?」
仁志が姿勢を正し、咳払いをする。
「青葉さん、急な訪問で悪いね。じつは望のことで大事な話があって」
里美が穏やかに続ける。
「望も二歳半になったわね。私たち、考えたの。望を……私たちのところに引き取りたいって」