本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
 「母親の存在はどう捉えてるのかな」
 「母親について話したことがないから、その存在は意識していないかも。ただ、保育園で友達との違いは感じてるだろう」


 それは青葉が莉乃との結婚に踏みきった理由のひとつだ。


 「そうなのね。……私はなんて呼んでもらうのがいいかな。〝ママ〟はちょっと違うよね」


 かといって彼から見て〝お姉ちゃん〟という年齢でもない。

 (だけど〝おばさん〟はイヤだな……)

 望にそう呼ばれるのを想像して、思わず首を横に振った。


 「望に任せておけばいいんじゃないか? たぶん今の状況自体、まったく理解できてないと思うから」


 青葉に仲間だと紹介されたとはいえ、莉乃が自分にとってどういう人間なのか認識はできていないだろう。


 「そのうち望の中で考えて、自然と呼ぶだろ」
 「……そっか、そうよね。望くんの呼びたいように呼んでもらうのが一番ね」
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