本気の恋も三度まで〜恋愛したくなったら同僚がチャンスをくれました
圭人はイベントに度々顔を出しているらしいが、団体に所属しているわけでもないから、美咲との個人的な繋がりで参加している様だ。
美咲は圭人が来てくれると女の子の集まりがいいから、と話しているらしい。

茉琴は手元の資料に目を落とした。

プライベートな話をしないだけで、やっぱり自分は楽しそうにやってんじゃん。

彼女がいるとは思っていたが、いざ目の前で見せつけられると、身内の見てはいけない一面を初めて知ったような気まずさを感じる。
余計なことを考えたくなくて茉琴は黙々と与えられた作業をこなしていく。


「水野さん、仕事じゃないからもっと気楽に大丈夫だよ。

初めての今日はまず楽しんでくれたらいいよ。
普段の仕事と変わらないような印象は持ってほしくないからね」

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