どっちの愛も、重すぎて息ができない。
「お願い奏多……っ、だめっ」
腕にすがりついて、泣きじゃくっても
奏多は私に目もくれない。
「やっぱりなにか隠してるんだね。……隠すのは悲しいな、俺。」
次の瞬間クローゼットが一気に開けられる。
そしてボトンと
隠していたアルバムが落ちてきた。
落ちた反動で写真が散らばる。
そのうち1枚を奏多が拾い上げる。
「これ……って、」そんな反応に思わず
覗き込むと、
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