すべてを失って捨てられましたが、聖絵師として輝きます!~どうぞ私のことは忘れてくださいね~
「なんでも月明かりで魔法のような絵を生み出すらしい。そしてその絵は一晩しか見られないということだ」
「バカげたことを。魔法なぞあるわけないだろう」
「しかし、実際に見た奴がいるんだ。孤児院で働いている奴が言っていた。その娘が夜空に光の絵を描いたとな」
「夢でも見たんじゃないか?」
僕はその話を聞きながら、光る絵についての記憶を手繰った。
昔、カルベラ国出身の生徒がクラスで「絵が光るんだ」と言って笑われていたことがある。
その子は聖絵師なら可能だと言っていた。
だが、この国に光る絵を描く聖絵師など存在しない。
もし本当にレイラがその能力に目覚めたのなら、とんでもない話だ。
僕は残りのワインを放ったまま立ち上がり、支払いを済ませて店を出た。
翌日、真実を確かめるために、神殿と繋がりのある知人に訊くことにした。
「バカげたことを。魔法なぞあるわけないだろう」
「しかし、実際に見た奴がいるんだ。孤児院で働いている奴が言っていた。その娘が夜空に光の絵を描いたとな」
「夢でも見たんじゃないか?」
僕はその話を聞きながら、光る絵についての記憶を手繰った。
昔、カルベラ国出身の生徒がクラスで「絵が光るんだ」と言って笑われていたことがある。
その子は聖絵師なら可能だと言っていた。
だが、この国に光る絵を描く聖絵師など存在しない。
もし本当にレイラがその能力に目覚めたのなら、とんでもない話だ。
僕は残りのワインを放ったまま立ち上がり、支払いを済ませて店を出た。
翌日、真実を確かめるために、神殿と繋がりのある知人に訊くことにした。