塾で出会った子が推しキャラにそっくりなんですけど!?
取り調べ
「ちょっと来なさい!」
チャイムがなって放課になってすぐあたしは美奈ちゃんに誘拐された
美奈ちゃんに腕を引っ張られずるずると空き教室まで引きずってくる。
そのまま空き教室に押し込まれた。
「あんた姫羅ちゃんと知り合いだったの!?」
「え、えっとお…」
「けどさっき知らないって言ってたよね!?」
「知り合いではあったんだけど転校してくるなんて知らなかったんだよお」
美奈ちゃんはじとーっとした目であたしを見つめる。
「ふーん……。じゃあ、どこで知り合ったの?」
「え、えっと……」
やばい、どう説明すればいいの!?まさか「塾で出会った子が推しキャラにそっくりだった」なんて言えるわけないし!
私がしどろもどろになってると、美奈ちゃんが机に手をついて身を乗り出してきた。
「ねぇ正直に言いなさいよ。二人って……もしかして、もう仲いいとか?友達以上とか?」
「そ、そんなわーー」
「そーだよっ!」
その時あたしの声を遮るようにあたしでも美奈ちゃんでもない声が聞こえた。
突然割って入った声に、あたしも美奈ちゃんも同時にビクッとして、
瞬間的に声のほうを振り向いた。
やっぱり…
そこにいたのはーーーー姫羅ちゃんだった。
チャイムがなって放課になってすぐあたしは美奈ちゃんに誘拐された
美奈ちゃんに腕を引っ張られずるずると空き教室まで引きずってくる。
そのまま空き教室に押し込まれた。
「あんた姫羅ちゃんと知り合いだったの!?」
「え、えっとお…」
「けどさっき知らないって言ってたよね!?」
「知り合いではあったんだけど転校してくるなんて知らなかったんだよお」
美奈ちゃんはじとーっとした目であたしを見つめる。
「ふーん……。じゃあ、どこで知り合ったの?」
「え、えっと……」
やばい、どう説明すればいいの!?まさか「塾で出会った子が推しキャラにそっくりだった」なんて言えるわけないし!
私がしどろもどろになってると、美奈ちゃんが机に手をついて身を乗り出してきた。
「ねぇ正直に言いなさいよ。二人って……もしかして、もう仲いいとか?友達以上とか?」
「そ、そんなわーー」
「そーだよっ!」
その時あたしの声を遮るようにあたしでも美奈ちゃんでもない声が聞こえた。
突然割って入った声に、あたしも美奈ちゃんも同時にビクッとして、
瞬間的に声のほうを振り向いた。
やっぱり…
そこにいたのはーーーー姫羅ちゃんだった。