Secret love.
「実季の事置いて盛り上がりすぎちゃったよね。ごめんね。」

「あ、いやいや!私は私で実際次に恋愛出来たらとかこの人が良いなとか色々考えたし、でも、とりあえず今は恋愛から離れたい気持ち。」


実季は色々と考えて混乱している様子にも見えた。今の考えがまとまっていない様な、そんな様子で。

これ以上何も言えることは無く私は「そっか。」と実季の考えを受け止めた。


「ていうか、昨日私も居なかったの気付いてなかったでしょ?」

「あー…、でも、昨日及川くんが酔ったふりして出て行ったので想像は付いた。優花が出てすぐだったし。」

「え?酔ったふり?」

「嘘でしょ?気付いてなかったの?酔ってなんか無いわよあの人。全部計算で、部屋に戻る口実作っただけ。」


そう言われたら酔ったふりして計画的に部屋に連れ込まれたのではないかと考えて、また騙された自分に悔しくなった。

あの顔の赤さはアルコールが入っていたから当然の事で、別にそれ以上の意味なんてなかったらしい。


「意外と顔に出るよね。優花が真澄くんと話している間もずっと見てたし。」

「…及川くんがそんなあからさまな態度取る?」

「多分私しか気付いてない。後、気付いても朝倉さんくらいじゃないかなあ。」

「…私が恥ずかしいんですけど。」

「愛されてるわね。」


こんな茶化され方慣れていないから顔が熱くなる。
< 100 / 181 >

この作品をシェア

pagetop