【短編】Promise~小さな恋物語~
素直に、嬉しかった。
琉珂が、そんな風に思ってくれた事が…
「愛海?」
「なぁに?」
吸い込まれそうなくらいに琉珂は、真っ直ぐ私を見つめた。
「俺、愛海の事が好きだ。」
琉珂は、優しく包み込むように私を抱きしめた。
「わ、私も琉珂が好き、大好きだよ。」
私は、そっと琉珂の背中に腕を回した。
琉珂は私の身体から、ゆっくり離れると優しく微笑み、顔を近づけてキスをした。