代名詞な私を愛してください!

プロローグ

私は、代名詞。


きっと、それはずっと昔から。


それでも、夢見て勘違いしてたこともあった。

きっと私は特別なんだって。

世界が私で回ってるなんて、
そこまで言わなくても。

根拠のない自信に満ちていた。


でも、それは当たり前に間違いで。

恥ずかしい黒歴史に苦しくなって、
……そんなのは、よくあることで。

期待しちゃダメ、そんなことしても傷つくだけ。
いつからだろうな、

それでも特別になりたいって、
憧れた、かっこいい、好きな自分に。

私がここにいてもいいっていう
存在理由が欲しくなったのは。


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