私達の恋が実るまで
第一話
「みなさん、おはようございます。入学式ですが、今日からみなさんはこの学園の生徒です。
しっかり勉強し、しっかり遊び、しっかり恋愛しましょう。
ここの学園は、少し変わっている。
普通の授業で恋愛術について教えてくれるし、恋愛禁止じゃなくて、恋愛推進協会なんだ。
で、ココの学園に選ばれた生徒は、全国から集められたランダムで決められた人なんだ。
私も、なぜか選ばれちゃったの。
「さぁ、では今から男女に分かれてください。」
この学園初の恋愛行事だった。
男女が別れて端と端へ行き、一人ずつ自己紹介をしていく。
それで一目ぼれの異性の所へ行くのだ。
今回は、好きな女子のところに男子が並ぶのだ。
中学二年生、思春期真っただ中なのになぁ…。
男子の数は、30人
女子の数は、20人だ。
「では、自己紹介をしてください。」
校長先生がマイクを一番最初の子に渡した。
「はじめまして。長野県から来ました、愛衣です!よろしくお願いします。」
柔らかい感じの優しそうな女子だった。
「はじめまして。静岡から来ました、玲衣です。よろしくお願いします。」
にこりとも笑わずに礼をして、マイクを渡す。
クールだなぁ…。
「はじめまして!東京から来ました、美香です!一応芸能活動をしています☆よろ!」
とびきり可愛いポーズで決めて、男子たちも見とれていた。
次は、私の番だった。
「はじめまして。大阪から来ました、凛です。よろしくお願いします。」
ちょっと、硬かったかな?
そう思いながら次の女子へ渡す。
二十人の自己紹介が終わり、シンキングタイムになった。
「では、女子生徒は後ろを向いてください。」
背後では男子たちがざわざわしながら近づいてきているのが分かる。
変な行事だなぁ。
「では、女子生徒は前を向いてください。」
しっかり勉強し、しっかり遊び、しっかり恋愛しましょう。
ここの学園は、少し変わっている。
普通の授業で恋愛術について教えてくれるし、恋愛禁止じゃなくて、恋愛推進協会なんだ。
で、ココの学園に選ばれた生徒は、全国から集められたランダムで決められた人なんだ。
私も、なぜか選ばれちゃったの。
「さぁ、では今から男女に分かれてください。」
この学園初の恋愛行事だった。
男女が別れて端と端へ行き、一人ずつ自己紹介をしていく。
それで一目ぼれの異性の所へ行くのだ。
今回は、好きな女子のところに男子が並ぶのだ。
中学二年生、思春期真っただ中なのになぁ…。
男子の数は、30人
女子の数は、20人だ。
「では、自己紹介をしてください。」
校長先生がマイクを一番最初の子に渡した。
「はじめまして。長野県から来ました、愛衣です!よろしくお願いします。」
柔らかい感じの優しそうな女子だった。
「はじめまして。静岡から来ました、玲衣です。よろしくお願いします。」
にこりとも笑わずに礼をして、マイクを渡す。
クールだなぁ…。
「はじめまして!東京から来ました、美香です!一応芸能活動をしています☆よろ!」
とびきり可愛いポーズで決めて、男子たちも見とれていた。
次は、私の番だった。
「はじめまして。大阪から来ました、凛です。よろしくお願いします。」
ちょっと、硬かったかな?
そう思いながら次の女子へ渡す。
二十人の自己紹介が終わり、シンキングタイムになった。
「では、女子生徒は後ろを向いてください。」
背後では男子たちがざわざわしながら近づいてきているのが分かる。
変な行事だなぁ。
「では、女子生徒は前を向いてください。」
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