イケメンドクターは癒されたい!!〜まさかの推しは家事代行の中野さん〜
「部屋もちょっとは片付けろよ」
「勉強する事が多すぎて暇がない」
「それにしてもひどすぎる、女呼べねぇだろ」
慶悟はゴクゴクと水を一気に飲み干した。
「大学時代からモテていたお前が何年彼女がいないんだよ、信じられないよ、だから片付ける気もないんだろ」
「4年くらいかな、忙しいからいいんだよ、会えないと文句ばっかだし面倒」
「そういえばお前の推しを知ってキモって振られたんだっけ」
「そう、一応隠してたけどさぁ…推しくらいいてもいいじゃないか、相手だって好きなアーティストとかいるのにさ」
「なるほどな」
翔馬もわかってくれた。
「ある日さ、俺の好きなアーティストを聞かれて、VTuberのレミィって言ったらおたく?キモっとか言われてさぁ…失礼すぎる、別れて正解だろ?レミィはアーティストなんだよ!」
「歌枠だけする子だっけ?」
「そう、めっちゃいい声なんだよなぁ」
「確かに歌は上手いな」
翔馬はキョロキョロと部屋を見渡した。
「全く…いつの間にこんな部屋になってんだよ」
慶悟とは休みもなかなか合わないが最近休みの日は慶悟とつるんでないのだ。
「慶悟、明日って家にいる?」
「多分いる」
「夕方電話するな」
「ん?おぅ」
そういうと翔馬は帰って行った。