Moon Venus
クローディアの部屋の前に着くと支えてくれていたメリザは、傍を離れ、代わり
にティナが寄り添ってくれた


陛下の部屋の前だと、わかっているせいか、ティナの顔が緊張で強張っている


「ティナ、手繋いでくれる?」

「はいっ」


ギュッと握るティナとあたしの手に

「この御守り、すごく利くから手と手の間に入れよ」


指輪とネックレスを二人で持った


二つとも飾りが大きいせいか、ティナの手で完全に覆い隠すことは出来なかった
が、ティナは満足そうに頬を緩めた


メリザと目が合うと、ドアをノックした

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