君と始める最後の恋
ずっと一緒の約束
冬、年末年始のお休みも終わって、長期休みのだるさが少しずつ抜け落ちてきた頃だった。
相変わらずインフルエンザ、風邪などが流行っていて、予防注射を打っても全く気の抜けない。そんな私も例外ではなく、なんとなく咳が出るのと喉の痛みを感じて、マスクを着用していた。
まだ熱が出てるわけでも他の症状がでていたわけでもないのでうがいを念入りにするのとマスク以外の予防をあまりしていなかった。強いて言えばのど飴を職場に持っていき、仕事中定期的に舐めていたくらいだ。
朝少し早く着いて1日の流れを確認して、今日の類くんのスケジュールに漏れがないかを確認する。もう少ししたら類くんが来る。
コーヒーを淹れに行かなくちゃ、と時計を見て確認していると「郁先輩、おはようございます」と志織ちゃんに声を掛けられた。
「ん、志織ちゃんおはよう。」
「あれ?風邪ですか?マスク?」
「うーん、ちょっと怪しい感じだから一応付けてるの。元気なんだけどね。」
そう言いながら笑うと志織ちゃんから「無理はダメですよ」と注意される。
本当年下だけどお姉さんみたいにしっかりしている志織ちゃんに少し笑って、給湯室に向かおうとしたその時だった…。
普段貧血でも無いのに、この時は激しい眩暈に襲われて、身体がぐらっと揺れる。この時初めて、自分の意思とは関係無い動きを身体がしてしまう事があるのかと、きちんと実感した。
「(わ、危ない。)」
倒れる前に机に手をつくもガンッと強く音を立ててしまい周りから見られる。
この時大きな音を立ててしまったことを恥ずかしがる余裕も無く、机にしがみつくので必死だった。
相変わらずインフルエンザ、風邪などが流行っていて、予防注射を打っても全く気の抜けない。そんな私も例外ではなく、なんとなく咳が出るのと喉の痛みを感じて、マスクを着用していた。
まだ熱が出てるわけでも他の症状がでていたわけでもないのでうがいを念入りにするのとマスク以外の予防をあまりしていなかった。強いて言えばのど飴を職場に持っていき、仕事中定期的に舐めていたくらいだ。
朝少し早く着いて1日の流れを確認して、今日の類くんのスケジュールに漏れがないかを確認する。もう少ししたら類くんが来る。
コーヒーを淹れに行かなくちゃ、と時計を見て確認していると「郁先輩、おはようございます」と志織ちゃんに声を掛けられた。
「ん、志織ちゃんおはよう。」
「あれ?風邪ですか?マスク?」
「うーん、ちょっと怪しい感じだから一応付けてるの。元気なんだけどね。」
そう言いながら笑うと志織ちゃんから「無理はダメですよ」と注意される。
本当年下だけどお姉さんみたいにしっかりしている志織ちゃんに少し笑って、給湯室に向かおうとしたその時だった…。
普段貧血でも無いのに、この時は激しい眩暈に襲われて、身体がぐらっと揺れる。この時初めて、自分の意思とは関係無い動きを身体がしてしまう事があるのかと、きちんと実感した。
「(わ、危ない。)」
倒れる前に机に手をつくもガンッと強く音を立ててしまい周りから見られる。
この時大きな音を立ててしまったことを恥ずかしがる余裕も無く、机にしがみつくので必死だった。