年上彼女と年下俺様
ソファに座ろうもんなら隣に来てひざ枕してくるし。



「響って犬みたい。」

「じゃあ飼い主は里佳チャンだ。俺本読むからご主人様はこのままな?」

「うん。」



見下ろす響もイイ…。



肌キレイだ…。



若いなぁ~…。



「眠い…。」

「学校疲れたの?」

「今日体育でサッカーしたから…。久しぶりに暴れてやった…。」



眠たそうな響もイイ!!



こう見えてやっぱり高校生…。



「ベッドで寝よ?ここで寝たら風邪ひいちゃうから。」

「ん…。里佳チャンに運んでもらう…。」

「重くて運べません。ほら、行くよ。」

「うぅぅぅ~…。」



ベッドに入ればあたしが腕枕。



頭までカワイイ…。



寝顔はあどけないし…。



口開いてる…。



閉じてやれ。



「んっ…。何すんだ…。」

「カワイイからいたずらしたくなった。」

「やめろ…。」



あぁカワイイ…。



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