年上彼女と年下俺様
3時間経ったあたりで陸斗君の手術が終わった。



命に別状はないって…。



よかった…。



「陸チャン…。」



綾乃が安心した涙を流してた。



響も絶対大丈夫…。



大丈夫…。



陸斗君の手術が終わった2時間後、響の手術が終わった。



「何とか一命は取り留めましたが後は本人次第でしょう…。」



何それ…。



意識が戻るかわからないって…。



ウソだ…。



「ウソだ…。響が起きないわけないじゃん…。ウソだよ!!」



涙が止まんなくてただ泣き続けた。



その時肩に触れた大きな手…。



「響は生きてるし…。ね?きっと起きるよ。」

「パパさん…。ヤダよぉ…。ヤダぁぁぁぁ~!!」

「うん、大丈夫。でも今は…会えないかな…。」



パパさんも泣きそうなのを我慢してた。



あたしは信じない…。



これは夢だ…。



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