年上彼女と年下俺様
そして聞かれるのはやっぱりコレ…。



「プロポーズの言葉は!!」

「それは二人だけの秘密ですよ。」



そのまま大波乱の記者会見は無事に終わり、全員でメシを食いに行った。



皆清々しい顔。



「で!?本当は何てプロポーズしたんだよ!!」

「別に普通…。結婚して?って言っただけ。」

「響がねぇ~!!マジウケる!!」



親父達に冷やかされた。



でもこれからはもう素で仕事出来る…。



親父達の関係を公表した今、まだまだ上に登らなきゃいけないと改めて思った。



いつか抜いてやる。



「次は俺達が結婚する!!」

「お前らは当分ダメだ!!」

「何でだよ社長~…。」



遥達の結婚は今回の一騒動で当分お預け。



結局俺はおいしいとこ取り?



「響!!パパとお出かけしようか!!」

「急にパパとか辞めろよ!!」

「じゃあ皆で旅行行こう!!ねっ!?」



親父達が1番嬉しそうだった。



一見落着っ!!



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