うちの生徒会長は今日も読めない
やっぱり木坂先輩は会長の扱いが上手い。
会長は何か言いたげな顔をしたけれど、結局「ふん」と鼻を鳴らして黙ってしまった。
しかしほっと息をついたのもつかの間。
「ひゃっ」
会長は無言のまま、わたしを木坂先輩から引き離す。
そして見せびらかすように抱きしめてきた。
「やっぱちょっと腹立つ」
「へ」
「こいつが可愛いことは、オレだけ知ってりゃ十分だ」
心配しなくても貴方の意見は少数派です。
……ので、お願い少し離れてください。
このままではわたしの心臓が爆発してしまう。