溺愛しないで、お隣さん
第1章

失われた初恋

4月、新学期。


今日から高校1年生になる日。


入学式が無事に終わってみんな校門の辺りで写真を撮っている。


教室には私と彼の2人きり。


爽やかな春風が窓から入ってくる。


「あ、あの!ずっと好きでした」


自分の顔がどんどん赤くなっているのが鏡を見ずとも分かる。


あー言っちゃった。


今日言うつもりはなかったのに。



目の前にはずっとずっと好きだった人が立っている。


好きだった…いや現在進行形かな。


中野玲央くん、同い年。



私は彼に片思い3年目だ
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