Powdery Snow
コンソメポテチ
アーモンドチョコ
ポッキー
飴
ガム
ミルククッキー
みるみるうちにテーブルの上はいっぱいになり、俊介は苦笑いをして「そんなにいらねぇよ」と声を洩らす。
「えー何で?淳は?」
「俺もいらねぇよ。飯食う」
2人に拒否された絵梨佳は頬を膨らましながらポテチに手を伸ばす。
って言うか、あたしにとったら今、目の前で繰り広げられてる3人の会話など、どうでもいい。
それより少し離れた所にメニュー表を見ている年下の男。
弘人だ。
相変わらず隣には腕を絡ませながらベッタリと女がくっついている。
そして、その反対にはもう一人の女が笑顔で話し掛けている。
馬鹿みたいにその笑顔に笑って返す年下男。
馬鹿じゃねぇの!!