幼馴染みの重たい愛の隠しごと(マンガシナリオ)
私は必死に声を絞り出す。
迷惑かけたくない、これ以上面倒くさい子供になんてなりたくない。
『まなかのためだったら、そんなのどうでも良いよ』
っ……、なん…で…?
私のことはただの子供としか思ってないのに…なんでそんなこと言うの?
『大丈夫、まなかのことは俺が守るから、待ってて』
そう言って、亮くんはプチっと電話を切ってしまった。
怖さと胸の苦しさで涙が止まらない。
インターホンはまだなり続けていた。