幼馴染みの重たい愛の隠しごと(マンガシナリオ)
いつもそばにいたのに、好きなこが気を許してくれているのに、手を出せないと言うのは、実に歯がゆい。
まなかは、衝撃と言う顔だった。
本当に鈍感だなぁ、そう言うところも好きだけど。
「それに、まなかのこと、ただの幼馴染みとも、思えない、だって、まなかは、俺の大切で――大好きな人だから」
あっけない。
今まで溜め込んできたものは、存外あっけなく、言葉に出来た。
「う……そ…、亮くん…」
まなかの頬には涙かつたう。