エリート小学生エリファトム!!

私の取り柄





―カラオケルーム―




「信じべき人は~


すぐ近くにいる~♪」



ドアを開けると


季さんがJ-POPを気持ちよさそうに歌っていた。



「ほら言った通り」


陸くんの目は安堵の目だった。


「優香ぁ~!可愛いぞー!!」


「キャ~!アズ、ありがとぉ~!」



陸くん気づいてないのかな…。



「すずめ♪」


ビクッ


いつの間にか東くんの視線が


私に向いていた。



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