Reunion love.
「今日呼びだしたのは、最近太一から純花ちゃんに言われたってことちょっと聞いちゃって…。かなり余計なお世話かもと思ったけど少し話したかったんだ」


 私から言われたというのは、川﨑さんを好きだと思うって言った話だろうか。

 まさかそれを本人に話すなんて太一くんらしいと言うか、思わず笑ってしまう。

 普通そう言うの話さないでしょ、本人に。


「太一は話す必要ないって言ってたけど、誤解した状態で純花ちゃんが傷付き続けるのは良くないと思うから、私が話をしに来た」

「誤解って…」

「太一は本当に私を好きじゃないって言ってた。今私から言われても何の信憑性も無いのは分かってるけど…。妹に似てるって言われて」

「さーちゃんに?」

「知ってるんだね」


 確かに似てるところはあるし、太一くんはさーちゃんの事もそうちゃんの事も大事にしていたから、無意識の内に…はあるかもしれないけど…。

 だとしても太一くんが話す必要ないって思ったって事は、私にどう思われようが良かったのだと思う。

 それにあの日友達でいてほしいって言ったのは私だ。友達にわざわざ弁明しないと言う事だと思う。

 ちゃんとわかっているけど、へこみはする。
< 56 / 117 >

この作品をシェア

pagetop