999本のひまわり
【幸せなふたり】
帰宅した私は、樹さんに後ろからぎゅうっと抱きついた。
「え?千夏?」
「ありがとう、樹さん」
「え?どうしたの?」
樹さんが背中をねじって私を見おろした。
「私、ものすごく幸せ者だ」
と言うと、嬉しそうに微笑んだ樹さんに正面から抱きしめられた。
「俺も、千夏と一緒になれて幸せだよ」
上を向かされた私の瞳から涙が零れた。
*
「ここで座って待っててね」
とダイニングの椅子に座らされる。
樹さんが得意なパスタを作ってくれるという。
私は椅子から立ち上がって、キッチンカウンター越しにコンロの前に移動した。
「見てていい?」
と言うと、
「もちろん」
と言われ、よく冷えた麦茶を手渡された。
熱せられたオリーブオイルに刻んだガーリックを入れると、ジュウウといい音がした。
ガーリックのいい香り・・・。
その時、私のお腹がぐううと大きな音を鳴らした。
「急ぐからね」
と笑われ、私は照れ笑いをした。
**完**
「え?千夏?」
「ありがとう、樹さん」
「え?どうしたの?」
樹さんが背中をねじって私を見おろした。
「私、ものすごく幸せ者だ」
と言うと、嬉しそうに微笑んだ樹さんに正面から抱きしめられた。
「俺も、千夏と一緒になれて幸せだよ」
上を向かされた私の瞳から涙が零れた。
*
「ここで座って待っててね」
とダイニングの椅子に座らされる。
樹さんが得意なパスタを作ってくれるという。
私は椅子から立ち上がって、キッチンカウンター越しにコンロの前に移動した。
「見てていい?」
と言うと、
「もちろん」
と言われ、よく冷えた麦茶を手渡された。
熱せられたオリーブオイルに刻んだガーリックを入れると、ジュウウといい音がした。
ガーリックのいい香り・・・。
その時、私のお腹がぐううと大きな音を鳴らした。
「急ぐからね」
と笑われ、私は照れ笑いをした。
**完**