「世界が違うだけで、こんなにも違うのか!?」【転生したら、魔王の側近でした×親愛なる魔王の君へ】
「…………へぇ、今はギルバートさんのところで暮らしてるんだ……」

「そうだよ。この世界での暮らしの方が、僕は好きだな。光にも会えたしさ」

ラウルは、そう言ってニコリと笑う。

『おい、主。さっきまでこんなの落ちていたか?何だか嫌な感じがする』

話している間に食べ終わった食器を片付けている最中、ケイがラウルに話しかけた。

ケイは、いつの間にか床に置かれていた本に手を置く。

「……本?」

ラウルは、本を拾い上げた。その瞬間。

本が、黒い光を放つ。その光は、やがて僕を包み込んだ。
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