婚約破棄されたので、好きにすることにした。王城編
何度も攻撃を受けたけれど、大丈夫だったとエーリヒは語っていた。
それでも自分の力を完全に把握していないクロエは、彼に何かあったらと思うと、心配になる。
「クロエの魔法だから、大丈夫だ。それに、この腕だけに頼るような、そんな戦い方はしない」
あくまでも切り札だと語る。
たしかに、魔物を倒す姿を間近で見て、本当にエーリヒは強いと思った。
さらに以前、絡んできた冒険者を、何人も相手にしていたところを見ている。
「うん。エーリヒが強いのは知っているわ。でもエーリヒのことが大切だから、つい心配してしまうの」
口うるさく感じるかもしれないが、許してほしい。
そう言うと、エーリヒはクロエの腰に腕を回して、抱きしめる。
「うるさいなんて、そんなことを思うはずがない。俺だってクロエが大切だからこそ、無茶なことはしないよ」
「……うん」
そう言ってくれたのが、嬉しかった。
夕食も豪華で、この地方の名物料理などが並んだ。
ふたりで食事をしたあとは、明日の予定について話し合う。
冒険者ギルドに行って、今回の依頼達成を報告し、そのあとに、『特別依頼』の話を聞いて、引き受ける。
この町では、前の依頼を達成しないと、次の依頼を引き受けることはできないらしい。
「そうなんだ……。ギルドによって違うのね」
王都の魔法ギルドに所属していたとき、クロエは魔石の納品をしていたが、普通に複数の依頼を受けていた。
でも複数の依頼を受けられるのは、王都だけだったらしい。
王都なら簡単に外に出ることはできないので、依頼を失敗しても違約金を踏み倒すことはできない。
それでも自分の力を完全に把握していないクロエは、彼に何かあったらと思うと、心配になる。
「クロエの魔法だから、大丈夫だ。それに、この腕だけに頼るような、そんな戦い方はしない」
あくまでも切り札だと語る。
たしかに、魔物を倒す姿を間近で見て、本当にエーリヒは強いと思った。
さらに以前、絡んできた冒険者を、何人も相手にしていたところを見ている。
「うん。エーリヒが強いのは知っているわ。でもエーリヒのことが大切だから、つい心配してしまうの」
口うるさく感じるかもしれないが、許してほしい。
そう言うと、エーリヒはクロエの腰に腕を回して、抱きしめる。
「うるさいなんて、そんなことを思うはずがない。俺だってクロエが大切だからこそ、無茶なことはしないよ」
「……うん」
そう言ってくれたのが、嬉しかった。
夕食も豪華で、この地方の名物料理などが並んだ。
ふたりで食事をしたあとは、明日の予定について話し合う。
冒険者ギルドに行って、今回の依頼達成を報告し、そのあとに、『特別依頼』の話を聞いて、引き受ける。
この町では、前の依頼を達成しないと、次の依頼を引き受けることはできないらしい。
「そうなんだ……。ギルドによって違うのね」
王都の魔法ギルドに所属していたとき、クロエは魔石の納品をしていたが、普通に複数の依頼を受けていた。
でも複数の依頼を受けられるのは、王都だけだったらしい。
王都なら簡単に外に出ることはできないので、依頼を失敗しても違約金を踏み倒すことはできない。