恋がしたい!
キュンなんていらない
 「タマちゃん先輩」

ロッカールームでみなみに話しかけられた。

「んー?」

髪を結びながら返事をした。
何となく、みなみの顔を見ることができなかった。

「タマちゃん先輩ってクロ先輩と付き合ってるんですか?」

え?

みなみの顔を見た。
不安そうな顔をしている。

「付き合ってないよ」

付き合ってるかって聞くってことは、もしかして二人は付き合ってないの?

どきどきどきどき。

心臓が速くなる。

ホッとしてて、嬉しいと思っていることを気付かれないように、表情が変わらないように気を付ける。


みなみはほっとしたようにニコニコと微笑んだ。
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