君が大人になった時、もしまだ俺のことが好きだったなら・・・
退職願
翌日。
修了式を前日に控えた今日は、丸一日かけてクラスマッチが開催される。
各クラス最後のイベントということでとても盛り上がっている。
楽しそうな生徒たち、応援で盛り上がる生徒たちを眺めた。
俺も高校生の頃はこうやって大騒ぎしてたよな。
ついこの間のように思えたが、もう戻れない「高校時代」というやつだと思った。
そして、「高校」にいても教師の俺はあの大騒ぎしている空間には戻れない。
俺はスーツの内ポケットに手を当て、入れられた封筒の存在を確認した。
「あ、浅倉先生だ。やっほー」
「やっほーって何?」
「あははは」
「はい。こんにちは」
楽しそうに話しかけてくる生徒たちに挨拶をしながら教頭室へ向かう。
「あ、浅倉だ」
「せんせー! バレー部の小林と付き合ってるってほんとー!?」
「ぎゃははは」
「やめとけって」
と数人の男子生徒が遠くから叫んだ。
は!?何言ってんだよ!!
こんなことを大声で叫ばれたら聞いた生徒が誤解をしてしまう。
筋肉質なその体つきから彼らがスポーツ科の生徒だと思った。
でかい図体して、言うことがガキだな。
修了式を前日に控えた今日は、丸一日かけてクラスマッチが開催される。
各クラス最後のイベントということでとても盛り上がっている。
楽しそうな生徒たち、応援で盛り上がる生徒たちを眺めた。
俺も高校生の頃はこうやって大騒ぎしてたよな。
ついこの間のように思えたが、もう戻れない「高校時代」というやつだと思った。
そして、「高校」にいても教師の俺はあの大騒ぎしている空間には戻れない。
俺はスーツの内ポケットに手を当て、入れられた封筒の存在を確認した。
「あ、浅倉先生だ。やっほー」
「やっほーって何?」
「あははは」
「はい。こんにちは」
楽しそうに話しかけてくる生徒たちに挨拶をしながら教頭室へ向かう。
「あ、浅倉だ」
「せんせー! バレー部の小林と付き合ってるってほんとー!?」
「ぎゃははは」
「やめとけって」
と数人の男子生徒が遠くから叫んだ。
は!?何言ってんだよ!!
こんなことを大声で叫ばれたら聞いた生徒が誤解をしてしまう。
筋肉質なその体つきから彼らがスポーツ科の生徒だと思った。
でかい図体して、言うことがガキだな。