隣の年下くんがダンジョンの同居人につき、リアルでも溺愛始まりました
07 偽装彼氏とゲームの中の同居人
「ペテルギウスの皆さーん。こんにちはー! マリン姫です!」
可愛らしい明るい声がスピーカー越しに響いた。最近めっきり減った女子のプレイヤーに歓迎のメッセージがチャットに沸く。
マリン姫は、惑星ラムダからペテルギウスに移住してきた新しい入居者だ。
オクラ大臣の同居人には80レベルのマリン姫。源さんの同居人には50レベルのヒロとなった。ヒロは五百城と同じチャット勢である。
マリン姫は……なんだか聞き覚えがある声だが、気のせいかな。
烈火→マリン姫
烈火:もしかしてだけど、鵲さん?
個別チャットで尋ねた。するとすぐさまボイスをオフにしてチャットに切り替わった。やはり鵲さん。彼女だ。
だとしたら、此のレベルは、説明がつかない。
烈火→マリン姫
烈火:ゲームのレベルって、自分であげたの?
マリン姫:そうですが? と開き直った返事が来た。
なら、五百城がゲームをスタートした時にはすでに鵲さんも此のゲームをスタートしていたことになる。毎日休むことなくログインして日々クエストをこなしてスキルポイントを貯めてきた五百城と同じようにゲームをしていたのなら、今まで五百城とどうして絡まなかったのか。
まさか……。