愛を知らない御曹司は専属メイドにご執心
実際のSNSでは、cosmosという洋菓子店が新作ケーキ販売開始の投稿をしているのだけど、投稿時間に私の目の前に居て自身のスマートフォンを一切見ていなかった彼が、cosmosが同じケーキを販売しているなんて、知るはずが無い。
知っているのは、cosmosに情報を流した本人が高間さんだから。
「……どうして、このアカウントがcosmosっていう洋菓子店だって……分かるんですか?」
「え?」
私の問い掛けに首を傾げた高間さんは、もう一度目の前にある画像に視線を向け直すと、一瞬動きが止まる。
「どうして、分かったんですか? この画像だと、アカウント名はボヤけていて見えないんですけど……」
そんな彼にもう一度問い掛けると、
「あ、ああ、ぼやけているけど、このアカウントのアイコン写真の外観だよ、これでcosmosだって分かったんだ」
アカウントのアイコンを見てcosmosだと分かったことを説明すると、そこへ、
「それはおかしいな、そのアカウントは俺が作ったもので、どこの洋菓子店のものでもねぇし、cosmosはこんな外観じゃねぇんだがな」
お店の裏で待機していた如月さんと巴さんが私たちの元へ姿を現した。
「巴……様?」
いきなり現れた巴さんに驚く高間さん。
「ゆ、侑那ちゃん……これは一体?」
「巴様に、協力してもらったんです」
「き、協力?」
どういうことかと説明を求められた私は真っ直ぐに彼を見つめながら、
「……情報を横流しした犯人を見つける為の協力です」
はっきりとそう答えた。
知っているのは、cosmosに情報を流した本人が高間さんだから。
「……どうして、このアカウントがcosmosっていう洋菓子店だって……分かるんですか?」
「え?」
私の問い掛けに首を傾げた高間さんは、もう一度目の前にある画像に視線を向け直すと、一瞬動きが止まる。
「どうして、分かったんですか? この画像だと、アカウント名はボヤけていて見えないんですけど……」
そんな彼にもう一度問い掛けると、
「あ、ああ、ぼやけているけど、このアカウントのアイコン写真の外観だよ、これでcosmosだって分かったんだ」
アカウントのアイコンを見てcosmosだと分かったことを説明すると、そこへ、
「それはおかしいな、そのアカウントは俺が作ったもので、どこの洋菓子店のものでもねぇし、cosmosはこんな外観じゃねぇんだがな」
お店の裏で待機していた如月さんと巴さんが私たちの元へ姿を現した。
「巴……様?」
いきなり現れた巴さんに驚く高間さん。
「ゆ、侑那ちゃん……これは一体?」
「巴様に、協力してもらったんです」
「き、協力?」
どういうことかと説明を求められた私は真っ直ぐに彼を見つめながら、
「……情報を横流しした犯人を見つける為の協力です」
はっきりとそう答えた。