好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
act7. 覚悟
「蒔田さんとは一緒のプロジェクトにならなかったんだけど、実質蒔田さんに新人教育して貰ってたって感じ。……ほらあたし単発の持ち帰り案件ばっかりやってたじゃない? って知らないだろうけど、……でその合間とかに、ドキュメントの作り方とか教えて貰ってた」
「事情は分かりました。けどそれがなんで蒔田さんに恋する経緯に至るんですか」
「……優しいんだよね、蒔田さんって。『おれに言うな』って言っても聞いてくれるし、『めんどくせーな』と言っても最後までちゃんと教えてくれるし」
「うーん。対わたしの場合となんか態度違いませんか」
「蒔田さん、見込みのあるひとにしか言わないから」
「ちょっと!」と叫ぶ道林のビールは既に三杯目だ。お酒が強いほうらしい。お酒に関して悪い思い出のある榎原は、ちょっと羨ましい。
お酒が強ければあんなトラブルにならなかったのに。
過去を振り返っていても仕方がない。「まあ、とにかく蒔田さん的には『なし』みたい、職場の人間と恋に落ちるっていうのは。だから仕方ないよ」
「諦めるんですか」
「事情は分かりました。けどそれがなんで蒔田さんに恋する経緯に至るんですか」
「……優しいんだよね、蒔田さんって。『おれに言うな』って言っても聞いてくれるし、『めんどくせーな』と言っても最後までちゃんと教えてくれるし」
「うーん。対わたしの場合となんか態度違いませんか」
「蒔田さん、見込みのあるひとにしか言わないから」
「ちょっと!」と叫ぶ道林のビールは既に三杯目だ。お酒が強いほうらしい。お酒に関して悪い思い出のある榎原は、ちょっと羨ましい。
お酒が強ければあんなトラブルにならなかったのに。
過去を振り返っていても仕方がない。「まあ、とにかく蒔田さん的には『なし』みたい、職場の人間と恋に落ちるっていうのは。だから仕方ないよ」
「諦めるんですか」