激甘な溺愛は警報級
I.告白
中学校の卒業式の帰りだった。
桜舞う木の中で、俺は天使とすれ違った。
セーラー服の儚げな女の子。
うちはブレザーだから違う中学校の子。
目こそ合わなかったが、今まで感じたことのない感覚に襲われた。
いつまでも目で追っていたいような、傍にいたいような、そんな気持ちだった。
好きを知らなかった俺に、好きを教えてくれた、舞い降りた天使と恋をする物語。