どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
 メイドに茶の準備をさせ、人払いをする。
「ルイーズ、大丈夫か?」
「ロラン、どうしよう。私、王妃陛下に嫌われているわ」
「母上からなにか言われたのか?」
 ロランはドキリとする。
 さきほどレオノーラと対面するまで、ロランはそのことに気付かなかった。
(母上は、なぜルイーズをそれほど嫌うのだ? 先ほども誹謗中傷めいたことを言っていたし)
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