どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
 ルイーズは『クラリス様は私の身分ではなく、私が気に入らなかったのね。だから同じ男爵家の娘である。リリーとあんな風に仲よくするの』と肩を落として悲しげに言った。
 どうやら、クラリスはルイーズにあてつけているようだ。
 再びロランは頭を悩ませる。
 まさか男爵家の娘だからといってリリーを外すわけにもいかない。なぜならルイーズも男爵家の娘なのだから。
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