どうぞ、貴方がお望みの結末を。~死を偽装した才女と、彼女を搾取した人々の破滅の物語~
「くそっ、馬鹿な王太子め。一時のくだらない恋愛感情で公衆の面前で婚約破棄など言い渡しおって。絶対に落とし前はつけさせてやる。それにクラリスもクラリスだ。男が愛人のひとりやふたり作ったところでおたおたするなど。その程度のこと、軽くあしらってみせろ」
クラリスは王家とベルモント家を結ぶ大切なパイプになるはずだった。
彼女が王太子妃になることで、ダリウスは政治に口出しができるようになる。
クラリスは王家とベルモント家を結ぶ大切なパイプになるはずだった。
彼女が王太子妃になることで、ダリウスは政治に口出しができるようになる。