願いを叶える場所
𓂃𖠚ᐝ第2章

𓂃𖠚ᐝ6


「ななお前知ってるか?どんな願いも叶えてくれる店"ウィッシュ"って」

昼休み弁当を食べ終えぼーっとグラウンドを見ていると親友の友哉(ともや)が聞いてくる

「どんな願いも叶えてくれる?」
なんだそのデタラメ...
こいつこんなの信じるやつだったけ...?

「あぁ、どうにもその店にはほんとーに叶えたい願いがあるやつだけが行けるらしい」

嘘っぽい....
絶対叶えることなんてできない
俺の願いもその他の人の願いも

「なあもしこのことが本当だったらお前また投げれるんじゃないのか??」
前かがみで俺に言う友哉。それを俺はウザそうに払い除ける

「そんなわけあるかよ」
俺はもう球場には立てない
これはもう決定事項なんだよ…

「だけどよ俺またお前と野球がしたい」

そんなの...俺だってしたいよ


またあの時みたいにボールを思いっきり投げたい
でもその願いはもう叶えられない

天地がひっくり返っても、

絶対そう言い切れる








俺は昔野球をやっていた。

ポジションはピッチャー。

友哉はキャッチャー。

二人で最強バッテリーと言われていた。

自分で言うのもなんだけど、
1年前まで俺は野球会の星と言われてたけど、それは1年前の話。

今はもう呼ばれていない。
その理由は簡単。

俺が野球をやめたから。
別にやめたくてやめた訳ではない。
仕方なく、できなくなったのだ。


放課後
授業が終わりクラスの奴らが教室を出て行っている中、一人俺の席に近づいてくる。

「じゃ、俺部活行ってくるわ」

俺が野球をできなくなってからというもの友哉は、放課後になると必ず俺のとこに来て部活に行くことを言う。

それに俺はいつもと同じ言葉を投げかける。
「おう、頑張れ」
その言葉を聞いたらガッツが出るらしい。

「ありがと!ちょっくら頑張って行ってくるわ!」

俺は、そういい片手を上げながら教室を出て行く友哉を見ながら帰る準備をする。

さあ俺も帰るか。

荷物を持ちながら俺は席を立ち帰る。




「ただいま」

俺はガチャと音をたてながらドアを開け物音1つしない家に言う。

俺は帰って、すぐ自分の部屋に行き制服から私服に着替える。

今日晩御飯なんだろ。

着替えてそう思い晩御飯を確認するためキッチンに向かう。

するとキッチンには俺の目的のものはなく、お金と置き手紙があった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‪‪

今日はコンビニで何か買って食べてください
母より

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

今日はコンビニ弁当か...。
今日は何弁当にしようかな。

俺は時計を見る。
もう6時か....お腹すいたし買いに行くか。

そんなことを考えながら、靴を履き家から出る。


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