怪獣くんはいつまでも



「完璧じゃん、よくやった」

「ありがとうございます師匠」



最後のフレーズを歌い終え
余韻のただよう静かな空間が戻ってくる。



完璧だってさ!

うれしい、お墨付き、100点!



はじめこそ声は震えたけど、きちんと歌い切ることができた。



「え!わたし、歌詞間違えてなかったよね?」

「うん。綺麗だったよ」

「やったー!」



ずっとお世話になっていた歌詞カードをブンブン振り回す。



暴れるなと言われたけどこの喜びは止められない。



わたしったらやればできる子じゃないか!

< 73 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop