お隣さんはイケメン三兄弟

予測不能な健太くん

「花、なんかしたいゲームあるか?」
健太くんは、丁寧に私に聞いてくれる
私がしたいゲームか……。
あんまりゲームとかした事ないし、ここ広いし何があるのかあんまりわかんないな……。
「えっと、私あんまりこう言うところ来た事ないから、健太くんのおすすめがいいっ……」
「俺のおすすめか……じゃあ、まずは運転ゲームにするか!」
「うん!」
私は、お言葉に甘えて健太くんについて行った。

「結構難しいねっ……!」
「そうか? あ、そこ気をつけろよ!」
「わっ……!」
健太くんが教えてくれたことにより、ギリギリで避けられた。
「ふー、セーフっ……」
私はそれが嬉しくて笑顔になった。
「うっ……」
私がそうすると、なぜか健太くんは苦しそうに声を上げた。
「あっ、健太くん、そこ危ないっ……」
ーーバンッ!
健太くんは、避けきれなくてゲームオーバーになった直後に、私も避けきれなくてゲームオーバーになってしまった。
「やっぱり難しかったね、健太くん……」
「ま、まぁそうだな……」
私を悲しませってしまったと思ったのか、健太くんは気まずそうな顔をしていた。
あ、私は楽しかったんだけどな……。次のゲームも一緒にやってみよう……!
「あの、私クレーンゲームやってみたいな……」
「花がやりたいならいいぞ!」
よかった……。ちょっと顔色が良くなったっ……。
「どの景品を取りたいか?」
「うーん……じゃあ、この猫ちゃんの人形がいい!」
私は、よく読む漫画にこの猫ちゃんのキャラクター、『ソラにゃん』があったので、欲しかった。
「ん……ここを押して、取るっ……」
あぁ……取れなかった……難しいっ……。
「ちょっと貸してみ」
そう言って、健太くんがクレーンゲームを操作した。
「よし! 取れたぞ!」
「すごい! ありがとう!」
私は嬉しくて健太くんの手を握って喜んだ。
「うっ……!」
手を握ると、私の手をすぐに離して健太くんは胸元を押さえて苦しんでいた。
健太くん 、どうしたんだろう……っ。手を握ったのが嫌だったのかな……?
「け、健太くん、大丈夫? 急に手握っちゃって……」
「お、おう! 俺は大丈夫だぞ!」
ほ、ほんとに大丈夫かな……。
「ならよかったっ……じゃあ、次のゲームに行こう?」
健太くんは、「おう!」と言ってから、歩き出した。
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