大好きだった元彼と再会しましたが、私はもう結婚しています。

 ただ、どうしても食堂などで女性社員の穂高に関するうわさ話が聞こえると耳をそばだててしまう。
 私はどんどん彼が気になってしまっていた。

 そして嫌でも思い出して考えてしまう。

――でもな、俺は千紘から踏み込んできてくれるのを、ずっと待ってるんだ。
 
 あの言葉の意味を。
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