私の周り、危険すぎます!!

入学前日なのに!

『コンコン』
ん?今、窓から音が鳴ったのかな、、?
そう思い、窓の方へ行きカーテンを開く。
そこには、小さなバルコニーに立っている幼馴染の頼斗(らいと)がいた。
「え?らい!?」
「ちょ、、寒いから開けて、、」
確かに外に放っておいたら危ない。
そう思い、窓を開けるとすぐにらいはそそくさと部屋の中に入る。
「なんで来たの?もう寝るところだったんだけど、、?」
「は?お前早すぎだろ」
「え?そう?」
「うん。」
そういいながら、らいはベットの方へ歩き座る。
急にきて居座るのは昔からだけど、本当に毎回急だから困るんだよね、、
「てか、部屋汚!」
そういってらいは、ぷぷぷと笑ってきた。
「うるさいなぁ~。片付けるの苦手なの知ってるでしょ~?」
「てか、急に来たのはらいじゃん。」
そう、ほほを膨らますとまたらいはぷぷぷと笑ってきた。
「で?何の用なの?」
「あ~そうそう。明日何時に集合する?」
「え?明日なんかあったっけ?」
「え~。眞白ってば忘れんぼ~」
「は?」
らいってばすぐあおるから本当にうざい、、
「あ、すいません。」
らいは、そういいながらポケットから飴玉を出し、渡してきた。
「ゆるそう。」
「おっしゃ~やっぱ、ちょろ~」
「ん?」
「あ、ごめんなさい!」
はぁ、本当にうざい!でも、こうやって掃除をさりげなく手伝ってくれるのは気が利くんだけどさ~
「んで?明日は何があるの?」
「明日は、入学式です、、」
入学式、、?あっ!入学式じゃん!
「あれ?明日だっけ??」
「入学式忘れるとかお前やばくね?」
「うるさいなぁ~もう、お菓子あげないもん。漫画もかさない!」
「はぁぁぁぁぁ!?それは、ないだろー!」
「ちょ、うるさ、、」

『バンッ!』

勢いよく開いたドアの音にらいはびくっと驚いている。
なんで私は驚かないかって?こんなの日常茶飯事で驚かないんです。
「ハクちゃん!大丈夫かっ!」
「って、何でここにお前がいるんだ!頼斗!」
そういって、私の兄の一人、(なぎ)にぃはらいに向かって固め技をしている。
一応、これも日常茶飯事。でも、ふつーに痛そう、、
「あ、痛い痛い!」
あ、やっぱり痛かったんだ(笑)
「ふっ。」
やばい、、顔が面白すぎて笑いこらえきれなかった(笑)
「あ、おい!眞白笑うなぁぁ!」
「ハクちゃんに乱暴な言葉を使うなぁぁ!」
とまた、(なぎ)にぃは固め技からのほっぺを引っ張った。
おぉ。痛そう。。まぁ、らいが大声出したのも悪いけど、私も笑っちゃったからここは、、
「なぎにぃ~?乱暴はいいんだっけ~?」
「ダメ、、で、す、、」
「じゃぁ、ごめんなさいは?」
頼斗(らいと)ごめんな。」
「あ、はい。」
「ハクちゃんもごめんね?」
うっ、、(なぎ)にぃの上目遣いは反則でしょ、、
「ゆるそう。」
「やったー!」
(なぎ)にぃはそういいながら私の周りをぐるぐると走り回る。
わ、ワンコ?か、かわよい、、
「はい!じゃぁ、(なぎ)にぃは部屋に戻る!」
「はぁい!」
(なぎ)にぃは少しスキップしながら帰っていった。ふと、らいのほうを向いてみると、らいは私の本棚の漫画に手を伸ばそうとしていた。
「あれ?らいさ~ん?もう、十二時だから、帰ってほしいんですけど~?」
「あ、は、は~い。帰らせてもらいま~す。」
らいは少し漫画の方を見ながらも渋々窓の方へ歩いて行った。
「じゃぁ、また明日な。」
「うん。またね。」
らいは慣れた手つきで私のバルコニーから、らいのバルコニーへ無駄にかっこよく飛び移り、じゃぁなと口パクして帰っていった。
明日、入学式かぁ、、
小学校生活も終わって中学校生活。
学校は、棟で初等部と中等部に分かれてて、、あんまし変わらないけど!
新しい環境、新しい先生、新しい友達。ちゃんと乗り越えられるといいなぁ~
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