無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜
園に向かう最中、電話で問い合わせると千沙さんがすでに園内にいないことが知らされた。
電話に出た園の職員が、いつもは同僚に挨拶をしてから出るのだけれどとつぶやくのを聞いて、さらに焦りが増した。
慌てて園周辺を見回ると、建物の陰から女性の話し声がかすかに聞こえた。
向かってみると、千沙さんと小林が小競り合いを始めているのを目撃し、駆けつけたという顛末だった。
小林からの一方的な恨みはかなりのものだった。
だが結果的にその膨らみすぎた感情が、犯人特定の糸口となった。
やはりきっかけは、あの最後の犯行だった。
まず付箋を付けるという行為が今までと違っていた。
犯人の心境が変化し、犯行がエスカレートしたと見えなくもないが、それまでノートの切れ端一、二枚程度だったのに、あまりにも手段が飛躍しすぎている気がした。
この事件は、同一人物ではなく複数の実行犯による複雑な事件なのではないか、という刑事の勘がはたらいた。
調査の段階で竹田主任への疑いが消えていったのも、その見解を支えた。
電話に出た園の職員が、いつもは同僚に挨拶をしてから出るのだけれどとつぶやくのを聞いて、さらに焦りが増した。
慌てて園周辺を見回ると、建物の陰から女性の話し声がかすかに聞こえた。
向かってみると、千沙さんと小林が小競り合いを始めているのを目撃し、駆けつけたという顛末だった。
小林からの一方的な恨みはかなりのものだった。
だが結果的にその膨らみすぎた感情が、犯人特定の糸口となった。
やはりきっかけは、あの最後の犯行だった。
まず付箋を付けるという行為が今までと違っていた。
犯人の心境が変化し、犯行がエスカレートしたと見えなくもないが、それまでノートの切れ端一、二枚程度だったのに、あまりにも手段が飛躍しすぎている気がした。
この事件は、同一人物ではなく複数の実行犯による複雑な事件なのではないか、という刑事の勘がはたらいた。
調査の段階で竹田主任への疑いが消えていったのも、その見解を支えた。