無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

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仕事を休んで、数日が経っていた。

美湖さんは今日は兄のもとへ帰っている。

二、三日で大丈夫だと伝えていたのに、「そんなすぐには一人にできない」と言って、一週間近くそばにいてくれていた。
事件のショックと、湊さんとの関係への不安で心がずっと落ち着かなかったから、本当に心強かった。
だからこそ、今日は夫婦水入らずでゆっくりしてほしいと思った。

けれど、一人になるとやっぱり心が不安定だった。
テレビはつけっぱなし。スマホが手放せなくて、画面ばかり眺めていた。

湊さんからの連絡は、今日も来ていない。
これで丸二日。一度もやり取りがなかった。

このまま距離を置いて、関係をなかったことにしようとしているのだろうか――そんなことばかり考えてしまう。

ひどく疲れていた。
嫌がらせの被害、男性との同居、初めての交際、信じていた人からの裏切り。そして、失恋への不安。
短期間にいろんなことがありすぎて、頭がいっぱいいっぱいだった。
もうどうでもいいと思うのに、考えることをやめられない。

テレビは淡々とニュースを流し続けている。
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