無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

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湊さんに家を出ていくことを打ち明けるのは、週に一回夕方上がりになるシフトの日にした。
その日は湊さんも定時で帰ってきてくれる。

この日は少し手の込んだ料理にして、品数も増やした。
お別れ会というのは大げさだけれども、彼と囲む最後の夕食になるかもしれないと思ったので、素敵なものにしたかった。
彼は驚きつつも喜んでくれて、たくさん食べてくれた。

「料理上手でほんとうにありがたいな」
「お世辞でも嬉しいです」
「お世辞なんかじゃないよ」

じっと見つめられて、ドキドキする。
惹かれていると認めてしまうと、余計に意識してしまう。
このままだと彼と過ごす時間が名残惜しく感じてしまいそうだった。
早く打ち明けてしまったほうがいい。

「喜んでいただけて良かった。今夜が一緒に囲む最後の夕食になると思ったので……。実は、ここを出ていこうと思っているんです」
「……誠の件だろう?」
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